2 hop link
Scrapboxは、この2種類のページを意識的に書いていくと楽しくなる
タイトルを名詞にする
本文では、他の具体的な物事や抽象的な概念を使って説明する
タイトルは既存のテクニカルタームがあるならそれでも良いが
無ければ内容を思い出しやすい適当な文章をタイトルにする
本文には、具体的な物事を使って説明を書く
すると、意外性があり、想定外で、忘れてたページなんだけど、見た瞬間コレだよと思えるようなページが関連ページリストにサジェストされてくるようになる 2005年時点での増井俊之.iconによる考察
「和歌山」→「みかん」、「愛媛県」→「みかん」 ならば「和歌山県」と「愛媛県」はみかんつながりになっているわけだし、
「増井」→「Rubyプログラミング」、「高林」→「Rubyプログラミング」 ならば「増井」⇔「高林」は意味がある。
こういう関係は普通のハイパーテキストやWebでは考えられていない気がするのだがどうだろうか。
別カテゴリのページへのリンクが媒介となって関係性が表現される、という着眼 よくオオッと思う、shokai.iconの予想を超えたサジェストは
1. 具体的な物事のページ → 抽象概念のページ → 別の具体的な物事のページ
2. 抽象概念のページ → 具体的な物事のページ → 別の抽象概念のページ
このどちらかによって、思考がジャンプする
具象と抽象を行ったり来たりして相互補完的に表現できる
こういう事は、単に今まで「リンク」と呼ばれていた物ではあまり考えられていなかったのではないか?
抽象概念は説明が難しいものだが
Cosenseなら、具体的な物事のページを周りにポンポンと置けば、抽象概念が明らかになってくる 例えば「目黒」という地名を説明する場合
scrapbox以外のツールで説明すると
目黒そのものの歴史や地形の説明になりがち
scrapboxでやると
飲食店とか会社とか隣の駅とか、誰が住んでるとか
周辺情報で目黒が説明される
こちらの方が簡単に書けるし、読んでて有用で面白いページ群になる
例えば、私が1年前に書いていた「喫茶店に流れているBGM」についてのメモと、最近調べた「甘い味の薬」に関するメモが「マスキング(ある物を覆い隠して見えなくする)」というキーワードで繋がったりします。
具体的な2つのメモが、抽象概念を通した2 hop linkでサジェストされた話